忍者ブログ

現実から日々逃亡中ー。 ただいまPSP乙女『バクダン★ハンダン』プレイちう。ネタだとばかり思っていたどん判が意外と楽しくて困る。

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

久々に姑獲鳥読了したよ。
えっらい時間がかかりましたが、久々に。
hatoさんが魍魎を読んだっつー話を聞いて、もさもさと読んでおりました。
で、ネタバレでもなんでもないんだけど個人的にショックだった事。
ショックって言うかなんて言うか、なー……あの頃にはもう戻れないのねみたいな。

えーと、終盤の京極堂の台詞にこんなのがあるんです。
関君が邪魔なら出てけば良いんだろ的なやさぐれた台詞を吐いた直後なんですけども。

「そんなことどうでもいいよ。君は別にいつまでいてくれたっていいんだ。~(以下略」

これ読んだ瞬間に『ツンデレktkr!!』と思ってしまった自分が……なんかね、もうねorz
昔読んだ頃にはこんな台詞気にも留めずにさらっと読んでたのになあ(遠い目)
でもでも、関君の事を執拗に知人だと言い張ったり、さんざ馬鹿にしてるのはやっぱりツンデレと言うか捻くれた愛情表現なんじゃないかと思うんだよ!
好きな子ほど苛めたいとかさ、そういう心理じゃないのかとか勘繰ってみちゃったりするんだよ!
なんだかんだで関君の事が心配で仕方ない保護者の気分なんじゃないかと思うんだよ!

姑獲鳥は読めば読むほど映像がリアルに浮かぶ話だと思います。
情景描写が丁寧とかそういう訳じゃなくて(だって関君の一人称だし)(ええー)、強いて言うならあらゆる表現が印象的、っつーのかな?
色にしろ情景にしろ、まるで見てきたかのように、瞼に焼き付いたかのように浮かぶ訳ですよ、くっきりと。
でもこれは私が見ている仮想現実の中の妄想であって、他の誰も同じ情景を思い浮かべている事は無い訳です。
こういう、脳の中身がどうだとか死の概念がどうだとか仮想現実がどうだとか、そんな話を読んでると本を読んでいるのに夢を見ているようなふわふわした感覚に陥ります。
どんな本を読んでいても大概、本を読み終わったその瞬間は夢から覚めた瞬間の感覚にとても良く似ていると思うのですが。
そしてその感覚を味わいたいがために本を読む、という要素も個人的には無きにしも非ずな訳ですが。
京極堂を読んでいると、その感覚が特に強く現れるような気がします。
ひょっとして関君に同調して引き摺られてるのかしらん。
……それはちょっと、いやかなり厭だなぁ(厭なのか
PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
無題
京極がツンデレというよりは、
関君が弄られポジションなのだと思ってました

ただそれは、受け取りようの問題で、
どっちも同じかもしらんですね。
敦子にはツンデレ(?)兄ちゃんだと思う(笑)
  • hato さん |
  • 2007/05/01 (23:44) |
  • Edit |
  • 返信
Re:無題
お茶を飲んだりご飯食べた時の反応がとてもツンデレっぽくて素敵だと思います>敦っちゃんに対する京極堂の態度
美味いのに言わないんだよ。
なんか言葉飲み込んでるんだよ……!
そんなおにいちゃんにとてもときめきます。
  • from もへじ |
  • 2007/05/06 (10:25)
TRACKBACK

TrackbackURL

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
MHP3rdもさもさプレイ中
ブクログ
最新コメント
(03/29)
No Title(返信済)
(07/22)
無題(返信済)
(03/15)
わかる(返信済)
(11/24)
おかえり!(返信済)
(11/10)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
もへじ
性別:
女性
自己紹介:
7月29日生まれのAB型。

ツキアイゲノム
オモテ:SLOW。わかっておくれよマイブラザー。
ウラ:ピュア・ジェネラル・フィーリング。あははうふふで大胆采配(何)

慣れない仕事にぐったりしつつも、何とか日々を生きてます。
バーコード
ブログ内検索
サイトマスター
Copyright ©  -- もへじがうっかりブログを始めましたよ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]