ロス：タイム：ライフ

不覚にも泣いた。
主審のおじさんがホイッスル口から離して無言で首を振ったところで不覚にも涙がこぼれた。（そこで？）
すんげえ良い味出してるよレフェリーズ！

ロスタイム始まって実況と解説が出てきた辺りまでは「何このネタドラマ！」って笑ってたのになあ。不覚にも。
撃たれた瞬間に響いた産声や、らいかちゃんが撮ったパパの最初で最後の写真で泣いた。
彼は無事転生できた、って事でいいんだよな、あれは？
誰かが死んだ瞬間誰かが生まれる、って言うつながりって現実でも結構あるものだし。

『死』って、それこそ病気でもう余命どれくらいですって言われでもしない限り、大概は唐突に訪れるものな訳で。
その時になったら絶対何かしら後悔したりやり残した事を悔やんだりするだろうなと思う。
それを何とかできるかもしれない、っていう点では素晴らしいシステムだよなぁ、ロスタイム。
まあ、イエローカード貰うような事はできないって言う制限付きだけど。
あのカードは転生しても累積するものなのかな？
エンドロールで瑛太の横にイエローカード付いてたのは何か意味があるのかなあ。うっかり泣きながら笑ったけど。
そして退場になったらタニシってのがまた笑った。
資料映像とかいらないから！
金魚の水槽の中のタニシとかいらないから！（笑）

これ、笑わせどころと泣かせどころが良い感じに両立してる良作じゃないかなあと思います。
一話完結なのも分かりやすくて有難いし。
……いや、主役が死んじゃうんだから続きようがないんだけど。
『佐々木夫妻の仁義なき戦い』とかも似たようなやり方（一話完結、コメディ要素多し）で面白い。
正直『薔薇のない花屋』とか『あしたの、喜多善男』とか、面白いっちゃ面白いんだけど続き物なのがなあ。
じっくり見てないと話についてけなくなるのが困る。
薔薇の～は一応見てるけど正直びみょんな感じ。
結局誰がどうなってどうしたいのさと。思わせぶりーなのがちょっと。
いや、なんだかんだで見始めてる以上最後まで見るとは思うけどね(´･ω･｀)