ひきこもり町へ行く

町ってほどでもない田舎だけどな！
そんな訳でおかんと映画を観に(ついでに買い物にも)行ってきました。
観てきたのはもたいまさこさん主演の『トイレット』。
一番最近映画館に観に行ったのが4年近く前の『どろろ』って辺りがもう、引きこもりっぷりが知れるよねっつー話なんですが。
一回目の上映時間に間に合わず時間があきまくったのでまずは買い物行ってきました。
買い物も久々だったから思いっきり散財しちゃったんだぜ……いやあ、たまにがーっと買うとなんかすっきりするよね（*´∀｀）


一目惚れで思わず買ったコート。
今着てるのがえっらい昔の＆もっこもこで重いので買い替え買い替えー。


コート買ったら付いてきたおまけ。
フェルト素材で意外と丈夫、シンプルで可愛いよう（*´∀｀人）

あとうにきゅろさんで冬のお供ヒートテックを買い込んだり、わしわし本を買い漁ってまいりましたよーい。
文庫版心霊探偵八雲6上下巻にコミック版八雲3巻、あと上橋菜穂子さんの守り人シリーズ文庫版、神の守り人上下巻と蒼路の旅人。
あとましゃはるさんのスコアが載ってたので10月号の月エレもげっと。


んで、買い物終わってお昼も食べてから観てきましたトイレット。
派手なアクションがある訳でも、有名な俳優さんやらが沢山出ている訳でもない、悪く言ってしまえば地味な映画なのだけれどとても面白かったです。
こう、ちょっぴり落ち込んだり悩んだりした時に見たらふっと心が軽くなる、そんな映画。
なんでもない日常の中にちょっとした出来事やら笑いがちりばめられていて、こういうのっていいなあとしみじみ思ったり。
劇中に出てくる食べ物がやたら美味しそうで無性に餃子が食べたくなったりね。ギョーザはクールだよ！
しかし今晩のご飯餃子にしよう、私めっちゃ頑張って包むから！ と提案してみたものの却下されて結局ケンタというオチ。ひだもちゃんと作れるのにー（´・ω・`）
登場人物のキャラがたってたのも非常に良かった。特にレイの同僚のアグニが良いキャラ過ぎてもう(笑)
日本のトイレ事情について熱く語ったり、美女美女ってしつこいよお前もう！ と思いつつ、家族のあり方についての話なんかはなるほどなぁと納得するところも多かったり。
結局あの後リサを紹介してもらえたんだろうか、彼は。
あと三兄弟の中では引きこもりピアニストのモーリーが一番好きです。あの頭わしゃわしゃ撫でたくなる感じがね、もうきゅんきゅんする！
レイに働いてない事を突っ込まれてめそめそ泣いてる辺りとか可愛すぎるだろうマジで……それを気にも留めずにどっちの靴が良いか訊ねるリサも素敵！(笑)
リサは典型的ツンデレというか、ぶっきらぼうで口が悪いけどちゃんと家族の事を大事に思ってるいい子で可愛い。
中二病系詩人にレイはオタクでも孤独じゃないし、同じシャツ7枚持ってるだけなんだからね！ と啖呵切った時にはもースカッとした（*´∀｀）
結局ばーちゃんの溜め息の原因は明示されなかったんだけど、あれは本当にトイレがよろしくなかったからなのかなぁ。
レイの本当のお母さんは誰なのか、何故ママが引き取ったのかとか、モーリーがパニック障害を引き起こすきっかけになった決定的な出来事は何かとか、ばーちゃんのあの札束はどっから湧いて出たものなのか、とか。
色々謎も多いけど、これは分からないままの方が面白いのかもなぁ。
結局センセーってなんでセンセーなの？　A.可愛いからいいじゃない！
バス停のおばちゃんは何者？　A.分かんないけど存在感すごいよ！
みたいな。
物語の全貌を知ってから見るとまた分かる事もあるかもだし、もっぺんみてみたいなぁ。